こんな症状はありませんか?
- 花粉症状がつらくて憂鬱になる
- 薬を飲むと車の運転が出来ず、日常生活に支障が出てしまう
- 妊娠中や授乳中で薬を飲めない
- 薬に依存せず、根本的に治したい
- 子どもが花粉症だが、あまり薬を飲ませたくない

花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)とは

植物の花粉によって引き起こされるアレルギー疾患の総称です。
くしゃみ、鼻水、鼻づまり等のアレルギー性鼻炎や、目のかゆみ、充血、流涙などのアレルギー性結膜炎が多く見られます。
また喉の違和感、喘息、皮膚のかゆみ、下痢、熱っぽさなどの症状が現れることもあります。
花粉症の症状が出るメカニズム

人は体内に病原体や毒素などの異物が侵入してもそれを排除・抵抗して打ち勝つ能力や、異物に対して抗体を作り、発病を抑える能力、つまり免疫反応を備えています。
体内に花粉が侵入すると、その花粉(異物)に対して抗体を作り、再度侵入した花粉(異物)を排除しようと反応します。(抗原抗体反応)
本来は身体を守るための良い反応ですが、花粉症の場合は、この免疫反応が生活に支障が出るほど過剰に起こってしまい、身体にマイナスに働いてしまっている状態です。
花粉症増加と症状を悪化させる原因

花粉症を発症している人は年々増加しており、現在は日本人の3人に1人が花粉症といわれており、発症年齢も以前に比べて低年齢化が進み、10才未満で発症する人も増えています。
その原因としては、飛散する花粉量の増加、食生活の欧米化、腸内細菌の変化、感染症の減少などが指摘されています。
また、花粉症の症状を悪化させる可能性があるものとして、喫煙、ストレス、空気汚染などが考えられています。
花粉症の治療法

病院での主な治療は薬物療法として経口薬、鼻噴霧薬、点眼薬などが処方されます。
また、花粉の飛散が開始する前から予防的に薬を服用することで、症状を軽くしたり、発現を遅らせたりする方法も多くなってきています。
しかし、薬物療法には副作用も伴います。
抗ヒスタミン薬では眠気、ステロイド点眼薬では眼圧上昇によって緑内障に至る危険性があるため、安易な薬物療法の選択はリスクがあるとも考えられています。
当院の花粉症鍼灸治療

当院では鍼灸施術を用いて、花粉症の根本改善を行なっております。
これは一時的に症状を抑えるのではなく、施術を重ねることで花粉に対して過剰な反応をしなくなるような身体にしていくというものになります。
東洋医学では、人の身体は、「気」「血」「津液」という生命活動を維持するための根本物質が必要不可欠と考えられています。
「気」は、生命活動のエネルギー源
「血」は、全身に栄養を与えながら精神を安定に保つ
「津液」は、血液以外の正常な分泌液や体液
です。
この中でも花粉症は「気」の作用が低下したことによって起こっていると考えられます。
気は「血」の流れや「津液」の循環を助けたり、臓器を働かせたり、免疫機能にも関係しています。
気の流れが悪くなると血行が悪くなり、体温も低下してしまいます。
体温が低いだけでも免疫力は落ちてしまいますので、花粉という異物に対しても正常な免疫が働かず花粉症の症状を引き起こしてしまいます。
鍼灸施術は、全身の気の流れを整え、補うことで正しい免疫機能を働かせていくことができます。
鍼灸施術は自律神経にも効果的であると言われています。
花粉症の症状がある場合、呼吸が浅くなります。
浅い呼吸は自律神経のバランスを乱します。
自律神経は、血液循環、体温調節、消化、排泄など様々な身体機能の調整を無意識に行なっている神経です。
自律神経のバランスが乱れてしまうと、胃や腸の機能が低下してしまいます。
腸には免疫細胞の60%以上が存在しており、体内最大の免疫器官とも言われていることからも腸の働きが乱れてしまうことで免疫力の低下につながると考えられます。
鍼灸施術を行うことで、呼吸に関係する神経や筋肉に刺激を与えることができます。
花粉症症状によって浅くなってしまった呼吸を整えることで、自律神経のバランスも整いやすくなります。
自律神経に効果的に働く鍼灸施術を行うことで、身体の中からも免疫力を上げることが出来ます。
鍼灸施術は、対処療法ではなく、根本的に身体を整えていく施術になります。
また、投薬治療のような日常生活に支障をきたすような副作用があったり使い続けることで効果が出にくくなったり、他の疾患が出現する心配も無いため、妊娠中や授乳中、小さなお子様でも安心して受けていただくことができます。
来院回数の目安
当院の治療法で、80%以上の方が5回目までに変化を実感されています。
1年目は5〜7回
2年目は3〜4回
3年目以降は年1〜2回
を目安にご来院していただくことで、良い状態をキープされる方が多くなっています。